費用対効果の高いホームページとは一般的に出来るだけ少ないコストで、より多くのWEB集客が叶うと言った意味を指すと思います。しかし、そんな都合の良い話はあるのでしょうか。今までの成功事例を元に費用対効果の高いホームページ制作のコツをお伝えしてまいります。

取り扱う商品やサービスの価格によって費用対効果は変わって来る

あなたさまのお取り扱いになる商品やサービスはどのくらいの価格帯のものでしょうか。
相場よりも安い価格帯での勝負をしているでしょうか。
下記をご覧ください。

A. ユーザーがとにかく金額が安いものを探しに来ている
→ホームページのクオリティは特に関係してこない

B. ユーザーが質の高いものを探しに来ている
→ホームページのクオリティが重要

C. ユーザーが価格も質もバランスの良いものを探しに来ている
→ライバルと価格帯が一緒ならホームページのクオリティを上げる
→ライバルと質が一緒ならホームページのクオリティを上げる

価格帯が安いものであればホームページのクオリティには左右されにくいので、安いホームページ制作会社を選び制作すると初期コストが削れるので儲けが大きくなります。

BやCの場合はどうでしょうか

Bの場合、ユーザーの目が肥えていますのでホームページのクオリティは非常に重要になります。
安っぽいデザインや利便性の悪い、訴求力の乏しいホームページでは相手にされません。
このような高クオリティのホームページ制作を行うには【それでも安くやってくれる制作会社を探す】【クオリティ相応の費用を掛ける】のどちらかです。

Cの場合も同様です。
色々なライバル企業を廻り比較検討や天秤にかけている訳ですから、ホームページのクオリティは第一印象となり、その後の選択に大きな影響を与えます。

・安い価格で高クオリティホームページを制作してくれる
→費用対効果が期待出来る

・クオリティ相応の費用を掛ける
→効果は出続けるので、どこかの段階で費用を上回る事が出来る。

となります。

それでは最後に
【安い価格で高クオリティホームページを制作してくれる】
などの都合の良いホームページ制作会社が見つからなかったけど、初期投資に廻す予算がないという場合はどうすればいいかをご紹介してまいります。

会社名やサービス名、社長の知名度が抜群

SNSや動画コンテンツ、ブログなどで多数のフォロワーやアクセスを抱えている場合はホームページのクオリティをそこまで気にする必要が無くなってきます。

有名社長や有名実業家、老舗の上場企業のホームページをみてください。
中には若干ダサい、SSL化やレスポンシブデザインになっていない旧式のタイプも数多く存在しています。

これは既に会社や代表自身、商品やサービス自体が信用の担保になっているので、このような一般企業では到底考えられない事でもやっていけてしまいます。

ホームページ制作の費用をとにかく安く抑え効果を最大限にしたい場合は代表自身や商品サービス、会社が看板になる事が最重要になります。

時間的な余裕を交換条件に交渉してみる

どこまでの高クオリティを求めるかによりますが、納期の部分に余裕を持たせる事で費用を安くしクオリティはそのままでホームページ制作を行ってくれるところはあるでしょう。

はじめに大体の納期を聞いて、1か月・2か月・3か月遅れでもいいよと様子を伺ってみてください。
10% 20%くらいまではクオリティそのままで費用を安くしてくれる可能性があります。

反対に特急で頼みたい場合は10% 20%程度は特急費用が上乗せされるのが標準ですので交渉しやすいテクニックとなります。

ただ、30万円程度のホームページ制作費用からなどではなく50万円を超えてくるようなクオリティのホームページ制作の場合に限るとなります。

レイアウトは流用でデザインだけを高クオリティ

このような費用を抑えつつ高クオリティのホームページ制作を行うテクニックもあります。
どういうことかと申しますとレイアウトはホームページ制作会社が既に持っている型を利用し載せていくデザインを御社様用にしていくというものです。

PC版画面ですと並べられたら確かに配置は似ているなと感じますが、スマホ画面ではそもそもの見え方が縦にスクロールですのでデザインが変われば全くと言っていいほど別ホームページです。

ホームページを組み立てる工数が大幅に減りますので、その分の費用を抑えつつ効果の高いものを得られると思います。
こちらも30万円程度のホームページ制作費用からなどではなく50万円を超えてくるようなクオリティのホームページ制作の場合に限るとなります。

まとめ

費用対効果の高いホームページ制作のコツをまとめます。

【ホームページ制作費用をとにかく安価にしたい場合のコツ】
・時間的余裕を金額交渉材料にしてデザインクオリティは担保して貰う
・レイアウトはお任せでデザインクオリティは担保して貰う
・自社や自身の知名度や認知度をこれでもかとあげてから制作する
※遠回りはしがちですが目先の数十万円のコストは不要

【ちゃんと結果が出る事を費用対効果と捉える事が出来る場合のコツ】
・ライバルよりもデザイン・ボリューム共に凌駕する
・なんでも屋にならずに特化や尖らせる
※最初からライバル他社以上なので回収は早いですが、相場や平均以上のものを制作する為に直近の＋アルファ数十万のコストは必要

が費用対効果の高いホームページ制作のコツとなります。
成功までの時間をお金で買うか、成功までの費用を時間で賄うか。
あなたさまの状況に合わせてご検討してみてください。